知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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2級学科試験問題 自分勉強用解説 13問目&14問目

再開します。

第18回知的財産管理技能検定2級学科試験の解説、今回は13問目&14問目です。

まずは13問目。「特許調査のための検索手法」についてです。
選択肢アは間違いです。Fタームは国際的に統一された特許分類ではありません。国際的に統一された特許分類はIPCです。
選択肢イは間違いです。キーワード検索は、同義語など検索に用いるキーワードには注意する必要があります。使用するキーワードの選択は重要です。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢エは間違いです。FタームやFI、これらインデックス検索だけで、十分に絞り込んだ検索ができるわけではありません。インデックス検索にも、キーワード検索にも、どちらにも長所、短所があり、これらをうまく組み合わせて利用して検索することが大事ですが
よって正解はウです。

次に14問目。「特許出願に関わる手続補正」に関してです。
選択肢アは間違いです。補正は、拒絶理由通知を受ける前でもできます。いわゆる自主的な補正です。
選択肢イは間違いです。最後の拒絶理由通知を受けた場合でも、特許請求の範囲に関して、限定された内容だけですが補正はできます。
選択肢ウは間違いです。新規事項を追加する補正はいかなる場合もできません。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。あくまで請求項を増やすことができるだけで、特許請求の範囲を広げたりはできません。なお最後の拒絶理由通知を受けた場合は、請求項の削除の補正はできますが、増やすことはできません。
よって正解はエです。