知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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2級学科試験問題 自分勉強用解説 3問目&4問目

突然このように試験解説など書きはじめたので、薄々おわかりの方もいらっしゃると思いますが、今回も2級試験の結果はだめだった、ということです。まあ、まだ自己採点での話ですが、おそらくだめでしょう。ちくしょう!


気を取り直して、第18回知的財産管理技能検定2級学科試験の解説、今回は3問目&4問目です。


まずは3問目。「著作物」に関しての問題です。
選択肢アは正しいです。コピープロテクションをはずしての複製は、私的使用のためでも違法です。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。この場合、コンピュータープログラムの使用における必要限度のバックアップにはならず、複製権の侵害です。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文の通りです。非営利かつ無償でなければだめです。
選択肢エは間違いです。絵画の著作物も引用することができます。
よって選択肢エが正解です。


次に4問目。「特許出願」に関しての問題です。
選択肢アは間違いです。特許請求の範囲を補正する場合、補正前後の発明において、発明の単一性を満たしていないといけません。
選択肢イは間違いです。最初の拒絶理由通知がなされた後の拒絶理由通知は、必ずしも常に最後の拒絶理由通知となるわけではありません。
選択肢ウは間違いです。進歩性の欠如は関係なく、拒絶理由通知を受けた時点では、まだ拒絶査定不服審判を請求することなどできません。査定じゃなく通知ですから。
選択肢エは正しいです。適正になされ認められた補正のその効力は、出願時まで溯ります。いわゆる遡及効です。
よって正解はエです。