知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

試験の合格に必要なもの

もちろん知識、正しく理解していることが大事です。
でも、これが全てではありません。

試験で大事なのは「合格すること」です。だから、「合格するために何をすべきなのか?どうすれば合格できるか?」という発想に必然的に行き当たります。

どれだけ、沢山の知識を正しく理解していても、合格できなければ、意味がありません。検定ならまだしも、資格試験ならばその資格がなければできないわけで、ならばまずは合格し資格を得ることは最重要です。

合格して資格を得た後で、しっかり実務のために知識をブラッシュアップ&アップデートしていけばいいだけの話です。ここをおろそかにするから後で大変になるだけで、ここをちゃんとしていれば問題ありません。
資格を得ても、そこで勉強が終わりということではありません。そして、知識だけ高めるだけではなく、経験を積むことも非常に重要であることはいうまでもありません。


で、試験の合格に必要なもの、簡単に一言で言えば、「正しく解答する能力を身につけること」です。
「正しい知識」はいうまでもありませんが、それだけではダメです。他に「問題の認知・把握能力」と「問題を解く判断能力」、この3つがそろってこそ合格できるのではないでしょうか。後者2つが高ければ、知識など多少足らなくても、合格できるだけの「正解力」はある、と言えると私は思います。



先日私は、とある検定試験のための商工会議所主催のセミナーに行ってきました。セミナーの最後に、ほんの少し講師の先生と雑談したのですが、「この先生は私の考えに似た考えをお持ちだな」と思いまして、それでちょっとブログに書いてみた次第です。


ちなみにこの考え、択一問題だけでなく、論文試験でも大事だと思います。特に「問題の認知・把握能力」は重要ではないでしょうか。結局『「この問題では何を問うているか?」をわかるようになれ』ということです。何がポイントかを認知把握することであり、そこを広くまんべんなく触れていることが大事、ではないでしょうか。ポイントを1つしか触れていない場合、よほど詳細かつ論理的矛盾のない説得力ある解答をしないと、点はくれないでしょう。逆に、広くまんべんなくポイントを簡潔に一通り押さえている方が点がつきやすい、経験上そう思えてなりません。採点する側もその方が採点しやすいはずです。
そうそう、法律系「試験」では「通説判例」「主流の説」の考えで解答することを、私の経験上お勧めします。特に論文試験はそうすべきです。自分の考えとは違っていてもそうすべきです。試験は主張の場ではありませんから。

あっ、司法試験は知りませんよ。経験したことないですから(笑)。