知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

IPBA

知財ビジネスアカデミー、アルファベットの頭文字をとって、IPBA、です。
本来は、弁理士会の会員弁理士向けの有料講習セミナーでして、いかにIP(知的財産)をビジネスに活用できるかを学ぶための、マーケティング等経営に関係する講習、だそうです。


これ、募集参加人数の半数をこえない範囲で、一般の人も参加できるとのことです。もちろん、弁理士の方々の参加が優先されますが、前述の制約の範囲で、認められれば一般人でも参加できるわけです。これは有難いです。と言いますか、弁理士だけにはもったいないです、このセミナー(笑)。というわけで、申し込み、参加できることになりました。あとは授業料を支払うだけです。


2006年くらいには始まっていたようでして、10年ちかくはたっているようです。講習内容は、毎年多少変わってはいるようですが、趣旨は大きく変わってはいないようです。ゼミ形式が本来のようですが、今回私が受講するのは「基礎」でして、おそらくセミナー形式だと思います。
 

これまで、IPBAに参加された弁理士が書いた感想の記事がパテント誌(弁理士会の会報?のようです)にありました。ネットで見ることができます。
平日の夕方に行われるので、仕事が終わった後の受講になります。それがつらいです(笑)。


弁理士会でこのようなセミナーがあることは、明らかに時代が変わっていることを象徴している、と思いました。
現在においても、特許、意匠、商標の登録代理が主たる業務であることは変わらないと思います。ただ、なんのために登録をするか、登録してそれをどのように活用していくか、が昔とは明らかに違うと思います。そこには経営戦略が関係してくるわけでして、ただ権利化すればいいわけではありません。
むしろこの部分は、かつては弁理士はほとんどかかわらなかった部分だと思います。でも、現在は、そのあたりを踏まえ、クライアントに提案できるくらいでないと、弁理士してやっていけない気がします。だから、それにあわせて弁理士も変わらなければならない、ということではないかと私は思いました。
ある意味、現在を象徴するセミナーの一つである、と思います。弁理士の未来の形を示すセミナーではないでしょうか。


実際に講義がスタートしたら、簡単にその内容を紹介する程度はしようと思っています。