なんとカブが立体商標として登録
HONDAのカブが、日本では乗り物としては初の立体商標の登録となりました(ちなみに海外ではワーゲンの立体商標での登録事例があるようです。)。
特許庁は一度拒絶査定をしたものの、不服申立により覆って、今回登録となったそうです。
ただ、これはおそらく、国内マーケットよりも海外マーケットの方を重要視しての行為だと思います。まず国内で登録事例をつくり、その後、マドプロを利用するのか、直接海外諸国で個々に出願するのかわかりませんが、とにかく海外での商標権化を進めていくと思います。
まあ、登録になるかは、その国の審査次第ではあります。
でも、諸外国でも登録となったら、これは大きいです。ニセモノ対策には強力な武器になります。
意匠なら、期間が限られていますから、万期となればそこで終わりです。ですが、商標なら更新ができますから、更新を続ければ実質的無限です。
今後特徴的なデザインの商標化は益々進むでしょう。もちろん登録されれば、の話です。でも意匠よりも活用されていくようになるのは間違いないと思います。