知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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試験問題「俺流解説」 37問目〜39問目 【39問目修正済】

今回は37問目〜39問目を説明します。これらはCTM(欧州共同体商標)についての問題です。

まず37問目について説明します。CTMを説明した選択肢で「適切」なものを選んで答える問題です。なお三択問題です。
選択肢アは、「欧州特許条約とCTMの加盟国は全て同一」というのが間違いです。
選択肢イは、間違いです。選択肢本文の内容を全て知っているわけではありません。しかし、欧州「特許」弁理士が「商標」弁理士の資格とは関係ないのは想像がつきます。聞いたことがありませんし。そもそも、欧州特許の制度と、欧州共同体商標の制度は、別物のはずです。
選択肢ウは正しいです。選択肢本文のとおりです。
従って正解はウです。ウが答えとわかった以上は、とりあえずイは間違いと判断しましょう。

38問目について説明します。CTMの制度について、もっとも不適切な内容と思われるのはどれか、という問題です。
選択肢エが間違いです。CTMでの商標の存続期間は、「出願日」から10年間です。他の選択肢は正しいです。大事なことですので、覚えておきましょう。

39問目について説明します。CTMにおける色彩の商標についての問題です。「不適切」なものを選んで答える問題です。なお三択問題です。
選択肢アは正しいです。
選択肢イは正しいです。
この2つの内容はそのまま覚えましょう。
選択肢ウは間違いです。不服は、まずその審判をOHIMに対して申し立てます。その審決にさらに不服がある場合に、欧州連合司法裁判所に訴えます。
従って正解はウです。