知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

試験問題俺流解説も残り14問です

残り14問となりました。32問目から最後の45問目までは、「条約含む諸外国の商標法制度」です。これらは、いかにも知的財産管理技能検定1級ブランド分野を象徴する、海外の商標法制度に関する問題で、これらが最後まで続いていきます。ハイライトですね。

32問目以降の解説に入る前に、「条約含む諸外国の商標法制度」について、ちょっと書いた方がいいのではないか、といいますか思ったことを好き勝手に書きます(笑)。


まず、「条約」についてですが、「パリ条約」と「マドリッド協定議定書」いわゆる「マドリッドプロトコル(マドプロ)」、この二つは基本で最重要ですから、しっかり覚えましょう。この二つはおそらく今後もでるでしょう。
他はでないとは必ずしも断言できません。商標に関する条約は他にもいろいろありますし。ニース協定がらみの問題はでてもおかしくないと思います。また、もし日本がハーグ条約に加盟批准したら、ハーグ条約に関することが出題されるかもしれませんね。
ただ、でたとしてもおそらく出題数はかなり少ないでしょうから、でたら諦めて「捨て問」にするしかないと思います。


次に「諸外国の商標法制度」ですが、前にも書いたかもしれませんが、米国、CTM(欧州共同体商標)、中国、この3つは、今後も必須だと思います。ですので、これらについてはしっかり覚えましょう。
他の国の商標法制度はどうなのでしょう?サンプル問題には、ベトナムの問題がありましたが、第一回試験は他の国についての問題はありませんでした。他の国からはでないのかな?時事ネタ的に考えれば、サッカーワールドカップや五輪とイベントが続くブラジルの商標法制度の問題がでてもおかしくないですね(笑)。ブラジルで思い出しましたが、BRICsつながりで、ロシアやインドもありえるかもしれません。TPPつながりでアジア諸国等もありえるかもしれません。また米国商標法制度からみて、英米法系の国の商標法制度はでてもおかしくないと思います。まあいずれにせよ、1問しか出題されないでしょうから、「捨て問」でしょうけど(笑)。


とにかく、まず海外でおさえるべきは、パリ条約、マドリッドプロトコル、米国商標法制度、CTM法制度、中国商標法制度、です。後はでないことを祈りましょう(笑)。そのかわり、この5つはしっかり覚えましょう。マニアックなくらいな知識を持ってもいいかもしれません。1問くらいはでてきます。「捨て問」にすると思いますが(笑)。