知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

「契約」についてはオススメの書籍は特になく

知財の契約って、大きくわけて「権利譲渡契約」か「権利使用許諾(ライセンス)契約」かどちらかだと思います。
で、「主な契約内容(条項)の種類」と「契約での基本的かつ独特な表現」を知っていれば、あとは慣れの問題ではないでしょうか、と私は思ったりしています。

私は、実は知財契約は1回しか経験がないですが、通常の売買契約を含めいろいろな契約をこれまで経験してきました。英文契約については、契約交渉や書面の作成こそしたことはありませんが、それなりに目を通した経験はあります(営業サイドから内容に問題がないかチェックしてくれと頼まれ、チェックして問題となりそうな箇所を指摘したりしています。ただ、うちの場合、英文契約はだいたい一方的に先方に押しきられるという恐ろしい状況でして、私にはなんの権限もないとはいえ、営業サイドはよくこれで契約締結してきたなと(笑)。)。
ですから試験向けに契約についてあらためて勉強したことはありません。全て実務経験上培った知識と経験です。
実際、1級ブランド分野学科試験の契約についての問題は、今のところ基本的なことしか問われませんので、あらためて勉強することはありませんでした。英文契約なんて単なる英語の問題かと思ったくらいです(笑)。ですから、よいオススメの書籍を紹介することができません。といいますか、何を紹介したらいいのか私にはわかりません。誠に申し訳ございません。


ただ、英文契約で使う表現の勉強としてに限れば、この書籍を紹介します。

英文契約書の読み方 (日経文庫)

英文契約書の読み方 (日経文庫)


文庫本です。ただ慣れないと読みにくいかもしれませんね、特に英文部分は。だから一度軽く読んだ後は、実際の英文契約書を読む時の辞書がわりとして活用し、何度も目を通すのがいいと思います。でこれにプラスして、知財契約関係の書籍(日本語、英文両方)を二、三冊ほど読んでおけばいいのではないでしょうか。
後は、実際の契約書(特に英文知財契約書)にたずさわり、経験を積むのみでしょうか。


今のところ、1級ブランド分野学科試験では契約については難しい問題は出題されてません。まだ第一回ですが(笑)。そしておそらく今後もそうだと思います。ですが「問題をとくためには最低限の知識は必要」なので「それなりの勉強はしましょう」ということです。私は試験向けの勉強はほとんどしませんでしたが(笑)。