知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

ノウハウその3 学科試験の多くは…

ノウハウその3です。


ノウハウその3
学科試験の設問の多くは、「国内」そして「条約含む諸外国」の「商標制度(リインフォースメント含む)」であるので、まずここを勉強する

ノウハウその1で書いたとおりに分析された方は、設問の多くが「商標」の問題であるとお気づきになったと思います。

国内外の商標制度さえしっかりやっておけば1級ビジネス分野は合格する、という人もいます。私は、商標制度は設問の7割ぐらいとシビアに見ており、これだけでは合格には足りないのでは、と考えています。まあ、このあたりは人それぞれでしょう。


ただ、「設問の大多数は国内外の商標制度について問うている」と考えて間違いないでしょう。ならば、まずはここを押さえることが大事なのではないでしょうか。


特に諸外国の商標制度は、1級ビジネス分野で始めて出題される(条約は2級でも出題されますが)わけですから、ここはしっかり勉強しないとだめだと思います。

ただ、いずれあらためて書きますが、今のところ諸外国商標制度についての出題範囲は限られていて、米国、欧州、中国(プラス条約、マドプロやパリ条約)です。

それ以外の国や条約については、出題されてもおそらく1問程度でしょうから、これは「捨て」です。将来的にはわかりませんが、メインの出題範囲になるとは思えませんので、力を割くべき問題ではないと私は考えます。もちろん、実務として必要ならば、試験とは別にちゃんとしっかり勉強しておかないといけないのは、言うまでもありません。