知的財産管理技能士について
まずは、知的財産管理技能士とはなんぞや、というところから始めたいと思います。
知的財産というのは、特許とか商標とか、つまり企業等が持っている権利で、モノではないもの、という感じでしょうか。
例えば、AQUOSというテレビが私の目の前にあります。AQUOSというのはシャープのテレビの商品名ですが、他の家電メーカーが同じAQUOSという名前のテレビ商品を販売したら、買う方は混乱するし、売るシャープも自分の販売するテレビの売れ行きに影響がでて、いい迷惑ですよね。なので、シャープはAQUOSという商品名を使用する権利を登録して持っているのです。これが「商標」です。
これは実際にモノではないですか、権利を「所有」していて、しかも価値がある、つまり「財産性」がある、ということなのです。だから「知的財産」とよばれています。そしてそれをマネジメントしているのが、「管理技能士」なのです。
知的財産管理技能士のイメージ、つかめました?