知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

「外出自粛」をする理由

私は、今の段階で、「外出自粛」をする理由を、あらためて考えてみました。 何のために「外出自粛」をするのか? それは、「コロナウイルスの感染拡大を防ぐため」です。 何を当たり前のことを今更書くんだ、と思われたでしょう。ですが、私は、以下のように…

仕方がないです

新型コロナウイルス肺炎の影響で、今度の3月15日の第35回知的財産管理技能検定試験が延期になりました。私が久々に受験する1級ブランドの試験は、7月に試験が延長です。 仕方がないです。3月に受験して、コロナウイルスに感染したら、元も子もありま…

またまた知財とは関係ないことを書きます。iOS のバージョンアップで嬉しいこと。

もうすぐiPadのOSが、iOSからiPadOSに変わります。いろいろな意味で、iPadがよりPCライクになるので、個人的に期待しています。 これに先立ち、iPhoneの方で、iOSが13へとバージョンが変わりました(またすぐに 13.1にバージョンアップするようです)。 スク…

まさかの精神拒絶の問題!

現在私は、知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務試験の勉強会に参加させていただいてます。 この間は勉強会で、第32回の実技試験問題と、第29回の学科試験問題の一部をやったのですが、なんと第29回学科試験(平成30年3月実施)にいわゆる「精神…

米国での「KIMONO」商標出願について思うこと

米国における、キム・カーダシアン・ウェストさんの下着商品やカバン商品等についての「KIMONO」商標出願の件、まあアメリカ人なら仕方がないことかなとは思います。 私は今回の件を「文化の盗用」とは思いません。彼女が着物のデザインをパクった下着をデザ…

スニーカーの著作権登録が認められたそうです

と、いっても米国での話です。 とはいえ、本来なら登録が認められることのない、実用品であるスニーカーに著作権登録が認められた、とはすごい話です。(ちなみに、誤解してほしくないのは、今後スニーカーならなんでも著作権登録が認められるようになったわ…

技術のブランド化、技術ブランド

(ここに私が書いたことは、現KITの杉光教授が、これまでお書きになられた論文や、セミナー等で話をされた内容などを、元にしています。なお、このブログにおいて、杉光教授のお考えとは異なるあさはかな部分は、私が勝手に考えたことです。私の理解力が…

スマホスクリーン防護用強化ガラスフィルムのすすめ

また、知財とは関係ないことを書きます。 このブログを読んだ方のうち、スマホを使っていらっしゃる方がほとんどではないかと思います。 スマホのスクリーン防護はどうされてますか。何かフィルムを貼られてますか。 私は、強化ガラスフィルムをオススメしま…

ブランド業務試験の「ブランド」とはなにか

ゴールデンウィーク、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 私は、家でのんびりゆっくりとしています。ちょうどいいタイミングなので、次の知的財産管理技能検定ブランド業務学科試験の勉強を本格的に始めました。 ところで、皆さまは、なぜ「ブランド業務」…

勉強会のキックオフミーティングに参加してきました

2019年3月29日のこのブログで、「知的財産管理技能検定試験の1級2級の勉強会」について書きましたが、今日4月7日(日)、そのキックオフミーティングが行われ、私も参加してきました。 1級ブランド業務試験の受験者数は他と比較して少ないので、私以外にブ…

勉強再開 と 勉強会の紹介

とりあえず、仕事に必要なある程度の商標知識は身につけたので、1級(ブランド)の受験を数年前にやめた、のですが…。 最近仕事で社内で商標の相談を受けて、あまりちゃんと答えられなかったので(特許事務所に相談するべき話なのですが、まだ確定した話で…

知財とは直接関係ない話だが、昔話を一つ

まあ、インターネットによる音楽配信にまつわる、私の昔話です。ふと思い出したので。 回線を通じて(昔はインターネットなんて概念はありませんから。)音楽を配信する、なんていつ考えられたと思いますか?21世紀に入ってから? いやいや、20世紀末に…

韓国と日本では、パクリ作品自身にもその作品の二次著作物としての著作権があるのです 【追記有り】

久々にこのブログを書きます。半年以上ぶりですかね。まあ、今回は、やはりちゃんと書いておかないと、という思いが強くなりましたので。 韓国で最近あったテコンVの裁判の判決に、韓国でも日本でも勘違いしている人が沢山います。そもそも今回のこの裁判が…

作詞者、作曲者、ミュージシャン、アーティスト、クリエーター等、著作者は自身の考えを表明すべきでは?

相変わらずの療養の身の私でございます。今日、久々に知人と、JASRACの裁判の話をしました。そこで、思ったことをブログに書こうと思います。 音楽教室(を守る会)対JASRACの件。現在、裁判進行中で、私もその成り行きを注視しています。 ところで、私はかつ…

2018年7月実施の試験から知的財産管理技能検定の出題範囲が変更になります (その2) (2018/1/11追記有)

((その1)の続きです) 前回、その1の終わりに書きました、 「知的財産管理技能検定試験の出題範囲が新旧と変わることになるが、1級ブランド専門業務においては、試験内容が極端に違ってくるとはあまり思えない。」 という私の考え、その理由は、下記の通…

2018年7月実施の試験から知的財産管理技能検定の出題範囲が変更になります (その1)

新年明けましておめでとうございます。 前回、ブログを書くのをしばし控えることを決め、そのように書きました。 前回書きましたとおり、昨年末入院しその後退院した私は、新年明けた現在いまだ自宅療養中、リハビリの身で、社会復帰、会社への復帰に向けて…

しばらく更新できません。

現在、私は入院、療養中でございます。 ですので、本ブログはしばらく更新されません(気力、体力がありません。)。 再開は、来年1月か2月くらいでしょうか。 すみませんが、ご了承ください。

書籍紹介その37 ファッションロー

当初の予定より出版が遅れた書籍ですが、少なくとも私には待った甲斐があった書籍です。 ファッション・ロー 作者: 角田政芳,関真也 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2017/09/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ファッションローとは、数年…

「商標の普通名称化」を避けるための権利行使

(前回から続きます。) 前回に書いた「普通名称化」。これを避けるためのもう一つの手段が「権利行使」です。 具体的には、他の人が登録商標を勝手に使用する(あるいは、最悪にも勝手に出願し登録する)のを、すぐにやめさせることです。直接的に商標権を…

「普通名称化した商標」について

以前に、「チバニアン」商標について書きました。それに関連することとして、「商標登録されえない(あるいは商標登録されてもその効力が及ばない、又は及ばなくなる)名称」のうちの、「普通名称化した商標」について書こうと思います。 「普通名称化した商…

商標の「指定商品・指定役務」 「専用権」と「禁止権」の狭間

商標には、「専用権」と「禁止権」があります。 いわば、「専用権」とは、「登録した商標と『同一』の商標を、その登録内容範囲に限り(登録内容と『同一』の指定商品・指定役務の範囲に限り)、その商標を独占的に使用できる」権利のことであり、「禁止権」…

NexToneの約款を読んで気になったこと

先月8月の19日及び26日の2回にわたって、JASRACの音楽著作権管理「信託」契約について書きました。その際にJASRACの約款を読んでみました。 ならばNexToneの約款はどうなっているのだろうか、とその時思い、後日こちらも読んでみました。 えっ?NexTone? 簡…

結婚式や葬式で好きな曲をかけられないのは運営会社の怠慢が原因である

これまで、「音楽教育を守る会」とJASRACの争いについて、いくつか本ブログで書いてきました。 このためにいろいろと調べていた際、世間一般では、著作権法制度やJASRACについて、ちゃんと知られず理解されず、誤解ばかりされている、と感じました。 その1…

著作権についての講演 in 早稲田大学

今日9月11日(月)、早稲田大学で著作権についての講演がありました。 音楽教室の件に関して(下記のとおり、音楽教室についてだけではありませんでしたが)の講演でした。 早稲田大学の法学部は、来年4月から、法学研究科知的財産法LL.M.コースとして、社会人…

「音楽教室をめぐる著作権使用料の問題について」という研究会に参加したかったな

「一般社団法人日本知財学会」という学会がありまして、その分科会に「コンテンツ・マネジメント分科会」というのがあります。 その中に「CMSC研究会」というのがあり、その第37回が先々月7月18日に行われたそうです。そのテーマが「音楽教室をめぐる著作権…

待ちに待ったWiFi

久々に、知財や法律とは関係ないことを書きます。 最近、スマホを急遽買い換えたんです。 前のスマホが急に充電が全くできなくなってしまいとても困ったので、修理メンテナンスのショップに持っていったら、「コネクタのピンが折れたようでそれで反応せず、…

JASRACと著作権管理の「信託」契約を結んだ権利者本人が、自分の作品を利用する場合には、その本人もJASRACに著作権料を支払わないといけません、という話 その2 (補足あり)

(その1の続きです) JASRACに支払った自身の作品の著作権料ですが、「信託」契約の受益者は、著作権料を支払った権利者本人自身です。ですから、当然ですが、著作権料は、(JASRACの管理手数料としてその分は差し引かれるでしょうが)結局権利者本人自身に…

JASRACと著作権管理の「信託」契約を結んだ権利者本人が、自分の作品を利用する場合には、その本人もJASRACに著作権料を支払わないといけません、という話 その1 (補足あり)

(※補足はその2で一番最後に書きます) JASRACと著作権管理の「信託」契約を結んだ権利者本人が、自分の作品を利用する場合には、その本人もJASRACに著作権料を支払わないといけません。 このことを理解していない人、実はけっこういらっしゃるのではないか…

初めてのクラウドファンディング出資

これまで夏休みということで、しばらくの間休んでましたこのブログ、再開いたします。 また宜しくお願いいたします。 さて、ブログ再開第1回目は、私の初のクラウドファンディング出資の話などを1つ。 ミュージシャンのファンキー末吉さんは、これまでJASR…

あらためて《音楽教育を守る会 vs JASRAC》 第7回 世間一般にも、JASRACにも、文部科学省(文化庁)にも問題がある

実は、今回の音楽教室の一件で、私が痛切に感じたことに、「多くの一般の人達が著作権法制度をちゃんと正しく理解していない。」ということがあります。 例えば、今回聞いた意見の一つにこういうのがありました。 「すでにレッスンで使用する楽譜について著…