今回は１５問目を説明します。これは登録の「異議申立」及び「無効審判請求制度」の問題です。「適切」なものを答える問題です。商標の取消や無効はこれらをすることで、それが認められればそうなりますが、それぞれ制度の内容、趣旨、目的等が異なります。…

（その1の続きです）くまモンの著作権性は、私にとっては著作権的思考における永遠のテーマです。くまモンの著作物性は現在においてはもはや否定できないと思いますが、くまモンという著作物の使用形態を考えると、その著作権性は弱い、というのが私の考えで…

ああ、間違って公開を押してしまいました。まあ、いいやいっちゃえ(笑)。久々の書籍紹介、になりますかね。正直これまで判例というものにあまり関心がありませんでした。もちろん、それなりに有名な判例の名前とそれがどのようなものかの簡単な内容ぐらいは…

今回は１４問目を説明します。これは商標の「拒絶理由通知」及び「拒絶査定」についての問題です。「適切」なものを答える問題です。商標の登録申請出願後、審査されますが、拒絶の場合、まずいきなり拒絶査定にならず、まず拒絶理由が通知されます。その際…

現在においては、著作物性が認められる範囲は、かつてと比べかなり広がってはいると、私は思います。また、だからといってそれに即著作権性を認めていいものか、とも考えています。著作物性と著作権性は別ものではないでしょうか。現在において、著作物性と…

今回は１３問目を説明します。これは「防御標章登録制度」についての問題です。「防御標章登録制度」は、自分が権利をもつ商標の標章が、他者により、異なる指定商品を指定されて、商標登録をされないようにするため、使用する予定のない商品や役務を指定し…